アクアとヴィッツはトヨタを代表するコンパクトカーです。
どちらもオーナーさんの多い車として有名ですよね?街に出ればこの2台は必ず見かけるほど…。ここではこの2台を価格・室内空間・燃費をテーマに徹底比較をしてみました!!
どっちを買うべきか迷っている方へ、参考になれば…と思います。
どうぞ御覧になってベストchoiceして下さい。
トヨタ アクアVSヴィッツ価格比較
まずは価格の比較をしていきましょう。
アクアは2011年にデビューをし、ご存知の通りハイブリッド専用の車で2WD設定のみ。トヨタの全てのディーラーで売られています。
ヴィッツは1999年にデビューをし、ガソリン車のみでの販売でしたが2017年にハイブリッド車が登場。ガソリン車のみ4WD設定が一部あり
ます。
ヴィッツはネッツ店のみでの販売です。
ここではハイブリッド車のみでの比較をしていきます。
「アクアVSヴィッツ価格比較」
アクア・グレード | メーカー希望小売価格(税込み) | ヴィッツ・グレード | メーカー希望小売価格(税込み) |
---|---|---|---|
L | 178万5,240 | HYBRID F | 181万9,800 |
S | 188万6,760 | *HYBRID F“Safety EditionⅢ” | 190万800 |
*S“Style Black” | 197万9,640 | *HYBRID F“Amie” | 200万7,720 |
G | 205万2,000 | HYBRID Jewela | 197万3,160 |
G“ソフトレザーセレクション” | 207万9,000 | HYBRID U | 207万6,840 |
Crossover | 205万2,000 | HYBRID U“Sportyパッケージ” | 222万6,960 |
*Crossover“Glam” | 212万3,280 | ー | ー |
G“GR SPORT” | 232万2,000 | HYBRID GR SPORT | 231万8,760 |
G“GR SPORT・17インチパッケージ” | 252万7,200 | ー | ー |
*は特別仕様車です。
価格的にはどちらが高いのかは決めにくい所と言えます。
HYBRID F“Safety EditionⅢ”はヴィッツ誕生20周年の記念として発売された特別仕様車です。(下画像参照、カラーは特別設定色のジュエリーパープルマイカメタリック)
鮮やかでとても綺麗なパープルですね。
Safetyの名の通り先進安全機能「Toyota Safety Sense」+先行車発進告知機能とインテリジェントクリアランスソナーが装備されていて、この価格はお得感たっぷりと言えます。
アクアで言えばこの機能が搭載されているのは特別仕様車2台がそうです。性能は同じです。
これからの購入であれば、まず選ぶ基準となるのは先進安全機能でしょう。
100%安全を保証するものではありませんが、サポートとして付いていて損はありません。
▲アクアはL/S以外のグレードに「Toyota Safety Sense」+先行車発進告知機能が標準装備。(L/Sにはメーカーオプション、+43,200円)
インテリジェントクリアランスソナーは特別仕様車以外のグレードにメーカーオプションとなっています。(L/SはToyota Safety Sense選択時にLは+51,840円、Sは+28,080円、L/S以外のグレード+28,080円)
◆ヴィッツはHYBRID F以外のグレードに「Toyota Safety Sense」+先行車発進告知機能を標準装備。(HYBRID Fにはメーカーオプション、+43,200円)
インテリジェントクリアランスソナーはHYBRID F“Safety EditionⅢ”以外のグレードに+28,080円でメーカーオプションとなっています。(HYBRID FはToyota Safety Sense選択時)
これらのメーカーオプションを付けていくと若干、ヴィッツの方が高くなるグレードもありますね。
どちらも特別仕様車は安全機能の充実以外にもエクステリアやインテリアの質が標準グレードよりもupしているのでお得と言えます。
そのかわり、色の設定は少ないですが特別設定色があるのが魅力。
他に合わせて比べるとすればデザイン、一部ご紹介していきましょう。
まずはアクアから…。
アクアは男女問わず、世代問わず好まれるデザイン。オーナーさんからの評価も非常に高めです。
人気の秘密はまずそこにあります。(カラーはクリアエメラルドパールクリスタルシャイン)
CrossoverはSUVテイストで唯一の3ナンバー車。最低地上高も標準グレードより3㎝高く、ホイールのサイズもupしています。(カラーは特別仕様車の特別設定色、オリーブマイカメタリック)
続いてはヴィッツ。
引用:https://www.netz-toyota-tokyo.co.jp>vitz
ヴィッツはアクアに比べるとやや鋭さがあるのが特徴。Crossoverとアクアの標準グレードをミックスしたような感じですね。全長はアクアの標準グレードよりも10.5㎝短く、全高は4.5㎝高くなっています。(カラーはオレンジメタリック)
GRシリーズは両車ともスポーティーでこだわりのあるデザインとなっています。(画像はヴィッツのHYBRID GR SPORT)
こうして見てみるとヴィッツの方がややコンパクト。しかし高さがあるのであまり差は感じない方もいるかもしれませんね。アクアは低重心で後部座席に向かって下がるデザインとなっているので、後方の視界がヴィッツよりも悪いかと思われます。
両車とも豊富な色展開でそれも人気の秘密。選ぶ楽しさがありますよね。
価格・安全機能・デザイン、魅力的なものは絞れそうでしょうか?
続いては室内空間を比較していきましょう。
トヨタ アクアVSヴィッツ室内空間比較
引用:https://www.netz-toyota-tokyo.co.jp>vitz
サイズに関しては先程も少しだけ触れましたが、ここでは室内空間について比較していきましょう。
室内の広さも車を購入するにあたっては重要ポイントと言えますよね?それではサイズの比較から御覧下さい。
サイズ(mm) | アクア | ヴィッツ |
---|---|---|
室内長 | 2,015 | 1,920 |
室内幅 | 1,395 | 1,390 |
室内高 | 1,175 | 1,240 |
アクアが9.5㎝長くてヴィッツが6.5㎝高さがあり、幅はほぼ同じ。アクアの方が広いのかな?という印象を受けますが、高さがある方が圧迫感がなくて広さを感じられますよね?特にアクアの後部座席の狭さはオーナーさんからの口コミでもよく見かけます。
ヴィッツのオーナーさんからもヴィッツの方がアクアより室内が広い。との声が…。後部座席の様子を御覧下さい。
「アクアの後部座席」
「ヴィッツの後部座席」
どうでしょう?あまり変わりはないようですが、天井が低いことを考えるとアクアの方が圧迫感は感じられるでしょう。
また背の高い男性が後部座席に座ると膝周りが窮屈に感じるかもしれませんね。いずれにせよ購入前には実際に座って確かめる必要がありそうです。
では室内の質感はどうなのでしょうか?
アクアは安っぽいという口コミをよく見かけ、中には価格相応とも。
ヴィッツはコンパクトカー並みの質感・安っぽい・可もなく不可もない、などの声。両車ともあまり良い評価はないです。
ですがシートのカラーバリエーションは共に豊富でグレードによって質感を変えています。
これは購入者側にとっては嬉しい点と言え、オーナーさん達もカラーの豊富さには好評価。ではインパネとシートの画像を一部御紹介していきましょう。
「アクア:グレードS」
インパクトのある配色が室内を明るくしてくれます。(ブルーもあります)
「アクア:G“ソフトレザーセレクション”(合成皮革)*ホワイトソフトレザーもあります(画像Crossover参照)」
「アクア:Crossover *ホワイトソフトレザー(合成皮革・メーカーオプション)」
綺麗なホワイトが上品な雰囲気。標準は「合成皮革+ファブリック」のブラックとなります。
「ヴィッツ:HYBRID F」
「ヴィッツ:HYBRID U/“Sportyパッケージ” *ブラック(バレルブラウンもあります)」
「ヴィッツ:HYBRID Jewela *マルサラ(Jewela専用ファブリック、ブラックもあります)」
女性好みと言える可愛いカラーです。運転が楽しくなりますね!
「ヴィッツ:HYBRID F *アイボリー(ブラックもあります)」
一部の御紹介ではありますが、インパネはどちらもスッキリとした造りで価格相応と言えるのではないでしょうか?
シートではアクアはカジュアルなものからスポーティーなものやオシャレなものまでと、グレードに合わせて揃えられていますよね?
ヴィッツもシンプルなものからオシャレな女性好みのものやカジュアルなものまでと、こちらもバラエティーに富んでいます。
どちらも幅広い世代の方をターゲットに考えられているのが分かります。
続いては荷物スペース。
ラゲージルームとシートアレンジと収納スペースを御覧下さい。
「アクア」
「ヴィッツ」
少しヴィッツの方が幅がありますね。収納スペースも多いです。
ヴィッツの画像の説明にもあるようにHYBRID F以外にはアジャスタブルデッキボードが標準装備されていて、荷物に応じて高さを変えられるようになっています。(HYBRID Fには販売店装着オプション)
大きな荷物を載せる方はヴィッツの方がオススメですね。
室内空間を比較してきました。
コンパクトカーなので室内の広さはやや狭いと感じる方もいるでしょう。ですがシートのカラーによって室内の雰囲気がガラリと変わります。
後は収納スペースとインパネはどちらが御自身向きであるか?これらが決め手のポイントとなるでしょう。
それでは最後に燃費の比較をしていきましょう。
トヨタ アクアVSヴィッツ燃費比較
アクアとヴィッツには同じ1.5Lエンジン、1NZ-FXE型とTHSⅡ(Toyota Hybrid System Ⅱ)が採用されています。
なのでカタログ燃費はアクアのグレードLのJC08モード38.0㎞/L以外は、全て同じJC08モード34.4㎞/Lとなっています。
JC08モードでの実燃費は2~3割低下すると言われているので計算してみると、グレードLが26.6~30.4㎞/L、それ以外のグレードは24.08~27.52㎞/Lが目安となります。
ではオーナーさん達の実燃費はどうなのでしょうか!?口コミをまとめてみました。
「アクア」
◎高速平均26.5㎞/L
◎市街地27.0㎞/L
◎30.0㎞/L超えるときもあり。
◎冬は燃費が下がる、約23.0㎞/L
◎カタログ燃費にはいかないが良い。
◎ガソリン代をあまり気にしなくなった。
「ヴィッツ」
♢エコ運転で25.0㎞/L超える。
♢平均約24.0㎞/L
♢高速道路・市街地など関係なく燃費が良い。
♢低価格なのに本格的なハイブリッドカー。
どちらも満足の声が上がっていました。
アクアは低燃費を考慮に入れたトライアングルシルエットというデザインになっているのでより良い燃費が実現しているのです。
何と言ってもアクアのキャッチフレーズは「日本が誇る低燃費」ですからね!燃費を第一に考えている方はアクアがオススメです。
トヨタ アクアVSヴィッツ比較のまとめ
トヨタを代表する車、アクアとヴィッツの比較を特集してお届けしてきました。似ているようで似ていない、何とも不思議な2台でしたね?だからこそこの2台が存在している価値があるのでしょうね。
おさらいしてみると…
▷価格的にはあまり差はないので、デザインとカラーと予算とでの判断。
▷室内空間ではヴィッツの方が広く質的にはどちらも価格相応。
▷グレードと室内の広さにこだわりがないのであれば、シートの色で決めるのもあり。
▷大きな荷物を載せるならヴィッツ。
▷燃費ではアクアの方がオススメ。
付け加えるとすれば後方視界がヴィッツに比べるとアクアの方が狭いので運転に自信のない方はヴィッツの方がいいのではないか?と思われます。
どうでしょうか…。貴方にピッタリなのは、アクアorヴィッツ?
最後までお読みいただきありがとうございます。