トヨタのアクアが発売されて7年が過ぎました。
新聞やニュースなどで見かける車のリコール情報。御存知の方も多いことでしょう。果たしてアクアにリコール情報はあるのでしょうか?不具合の状況とは?またその対処法とは…。ここではアクアに関するリコール情報についてお届けしていきたいと思います。
車は安全が第一です!しっかりと情報収集しておきましょう。

【スポンサーリンク】

トヨタ アクアにリコール情報はあるの?どこで確認できる?

まずは車におけるリコール制度について説明しましょう。

リコール制度は段階によって3つに分けられています。

「リコール」

車が、設計や製造における段階が原因で道路運送車両法・保安基準に適応していない、或いは適応しない可能性がある場合には国土交通大臣にメーカーが届け出をして無料で修理を行うことを言います。

「改善対策」

保安基準に適応していないわけではありませんが、安全面や公害防止上において車をそのままにしておけない可能性があり、その原因が設計や製造における段階にある場合は国土交通大臣にメーカーが届け出をして無料で修理を行うことを言います。

「サービスキャンペーン」

リコールと改善対策には当てはまりませんが、製品の改善などの為に国土交通省に通知をして点検や修理のサービスを行うことを言います。

このようにリコール制度は保安基準を基にして3段階に分けられています。

リコールと一言に言っても違いがあるということを覚えておかれるといいですね。共通して言えることは必ず国土交通省を通すということ。
つまりリコールの情報は国土交通省に集められているということになります。

従って、リコールの情報は国土交通省のホームページから確認することができます。
またドライバーさんから寄せられている「自動車のリコール・不具合情報」も確認できます。

またトヨタの公式サイトでは「トヨタの車のリコール情報・改善対策・サービスキャンペーン」の内容を確認することができます。

ディーラーで購入した場合、リコール対象車であれば封書等での通知がきます。
通知がくれば直ちに修理の依頼をするようにしましょう。それがドライバーさんの義務です。

ではアクアにリコール情報はあるのでしょうか?
2019年3月13日時点でアクアのリコールに該当する情報はありませんが、改善対策、サービスキャンペーン、ドアミラー修理の情報は出されています。

国土交通省の自動車のリコール・不具合情報には82件の情報が寄せられていました。
それではこれらについて詳しくお話していきましょう。

【スポンサーリンク】

トヨタ アクアのよくある不具合とリコール情報まとめ

ここでは国土交通省に寄せられているトヨタ アクアのよくある不具合とリコール情報をまとめてみました。
但しこの中には整備が不十分であったり、ドライバーさんの使用ミスなどが原因で起こった可能性があるものも含まれています。

「保安灯火」
*電動格納式ドアミラーが開かなくなった。
*気温が28度以上になると助手席側の電動ドアミラーが作動しなくなる。
*左側のドアミラーが開かない。
*バックランプに水が溜まる。

「エンジン」
*走行中に異音がして、急に失速することがある。
*エンジンをかけたまま外に出たら、ロックされて中に入れなくなった。
*走行中に急に振動し、異常ランプが点灯。

「制動装置」
*ブレーキペダルを踏んでも停止せずに加速し更に踏むと加速。エンジンから異音がした。
*下り坂でABSが作動し続けたためブレーキペダルを踏んだが、速度は低下することなく30m進み停車していた車に追突。人身事故となった。

「その他」
*ガソリンを満タンに入れているのに燃料計が正しく表示されない。

ドアミラーが開かないという声は多く寄せられていました。
特に助手席側。また、“気温が高くなると作動しなくなる”という原因に気付かれている方もいましたね。他にはエンジンの異音、ABSの誤作動に関するトラブルが多かったです。
下の画像は現在のアクアのABS作動時でのイメージ画像です。

ユーザーさん達の様々な不具合情報の中には事故につながったというケースも幾つかありました。
調べてもらっても「特に異常はないと言われた…。」というケースもありました。
どの内容も見ていると不安になりますよね?異常はないと言われるとなおさら…。ではトヨタ側からはどのような対応が出されているのでしょうか?見ていきましょう。

【スポンサーリンク】

トヨタ アクア不具合とリコールの対処法

ここではアクアに出されている「改善対策、サービスキャンペーン、ドアミラー修理」の詳しい内容についてお話していきます。

「改善対策」

平成30年の4月に生産された一部のアクアに、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Senseのプリクラッシュセーフティでの不具合」に関するものです。

※プリクラッシュセーフティとは前を走る車や昼間の歩行者をレーザーレーダーと単眼カメラが検知し、衝突の可能性がある場合にはブザーとディスプレイで知らせるという機能。ドライバーがブレーキペダルを踏めた場合にはブレーキのサポートをし、踏めなかった時には自動ブレーキが働くようになっています。(自車の速度制限あり)

しかし、夜間での単眼カメラが使用できずにレーザーレーダーのみでの作動となって前の車を正しく検知できなくなることがあり、その為ブレーキ性能が低下する可能性があるというもの。

[対処法]

全車両に対して、夜間での作動プログラムを修正。
対象車両:型式 DAA-NHP10、DAA-NHP10H
対象車台番号:NHP10-6734764~NHP10-6736967(製作期間H.30. 4. 2~4. 9)
Toyota Safety Sense装着車
対象車台数は159台です。

「サービスキャンペーン」

2011年~2014年に生産された一部のアクアのシフトロック機構に関するものです。
現象は、使用方法に関係なくブレーキペダルを踏まなくてもシフトロック解除ボタンを押すことでPからシフトできる為に、車が動き出す可能性があるというもの。(シフトロックはブレーキペダルを踏むと解除されますよね。)

[対処法]

サービス用シフトロック解除ボタンの交換。運転中に操作ができないようにカバーを取り付ける。
対象車両:型式 DAA-NHP10
対象車台番号:NHP10-2000000~NHP10-2330970(製作期間H.23. 11. 7~H.26. 5. 6)
:NHP10-6000000~NHP10-6295536(製作期間H.23. 11. 7~H.26. 5. 6)

「ドアミラー修理」

平成23~28年に生産された一部のアクアの電動格納式ドアミラーが作動しなくなるという不具合。原因は気温上昇によってドアミラーの部品であるリトラクタ(樹脂部品)が膨張し、ドアミラーが電動で作動しなくなることがあるというもの。アクアだけではなく、シエンタやカローラアクシオなどにも出されています。

[対処法]

トヨタ販売店で点検をして該当した車はリトラクタの交換、またはドアミラー全体を交換。
対象車両:型式 DAA-NHP10
対象車台番号:NHP10-2000000~NHP10-2581743(製作期間H.23. 11~H.28. 9)
:NHP10-6000000~NHP10-6543880(製作期間H.23. 11~H.28. 9)
無料の修理期間は、新車登録から7年以内となっています。

以上がアクアの不具合と対処法です。
この内容はトヨタの公式サイトから確認することができます。

トヨタ アクア リコールや不具合のまとめ

現時点ではアクアのリコールに該当する情報はなく、改善対策とサービスキャンペーン、ドアミラー修理の3つが公表されていました。
リコール制度には3つの種類があることがお分かり頂けたかと思います。
すぐに気付く異常もあれば、なかなか気付かない異常も時にはあります。
長く安心してアクアと付き合うためにも定期的な点検は必ず行いたいものですね。これはどの車にも言えること。それが私達、ドライバーの義務でもあります。

最後までお読みいただきありがとうございます。